店名 ロック麺 (日本料理)
場所 バンコク トンロー地区
皆さん、お待ちかねのラーメン店レポです。
バンコクのラーメン通の間で評判の高いロック麺に行ってきました。
この店は開店時に予約を店の前のノートに記入すると、2時間後に携帯に呼ばれるというシステムの店です。
おい、おい、2時間もどうやって時間を過ごせばいいんだよ?
という疑問は一切受け付けません。当日はたまたま雨が降っていて覗いたら空いていたという幸運で入店できました。
ところでタイで3大ラーメン入店困難店って知っていますか?
第1位 新道ラーメン バンコクから遠い。営業時間が短い。
第2位 No Nameラーメン 電話による予約だが、電話がつながらない。
第3位 ロック麺 現地に行って予約。2時間後に呼ばれる。
それぞれ紹介しましょう。みんな人数制限があります。
困難度は登山に例えると、
ロック麺は富士山、No Nameは谷川岳、新道ラーメンはエベレストといったところでしょうか?
No Nameラーメンはロック麺の店主が分かれてスクンビットのソイ26で始めた店で人数限定の完全予約制です。予約は電話で受け付けていますが、数百回かけてようやく繋がったという人もいるくらいです。
新道ラーメンは別格です。チャレンジするのは勝手ですが途中で遭難するかもしれません。
まずバンコクから車で1時間ほど行ったナコンパトムという遠隔地にある上、さらに営業時間が短い。
平日17時~21時、
日曜11時から21時
月曜と土曜は休み
(バイトの学生でももう少し働くでしょう。)
やっとの思いでたどり着いても行列の後尾に並ぶと強制カットの憂き目に遭います。
私はそれほど評判になる前に2回ほど行ったことがあります。コロナ前なのではっきりと覚えてはいませんが、間違いなく今まで食べたラーメンの中でダントツに一番です。スープも麺もこれが、ラーメンか?と思うほど洗練されています。桃源郷でラーメンを出されればこういうものかと思います。
さて話をロック麺に戻すと
ロック麺にネコママと入店するとカウンターの真ん中の表彰状が目に入った。
なんか水戸黄門の印籠みたいで、
ははー、これから食させていただきます。
と、いきなり気持ちが引き締まる。
メニューはシンプルで塩味か醤油味の2種類。トッピングで値段が違う。
私は醤油味、ネコママは塩味を頼んだ。
店内はカウンター越しに7席あって、既に3人の男性ができるのを待っていた。作るのはタイ人の若い男性と女性が一人づつだ。
ラーメンは一人づつ順番に作っていく。まず麺をゆがいて、できあがった麺はどんぶりに盛る前に櫛みたいなもので1本、1本そろえる。さらに具もあらかじめゆがいておいたものを乗せる。なんかフランス料理の盛り付けを見ているようだ。
初めに塩ラーメンが来たのでスープを一口飲んでみる。けっこうしっかりした味で海老の臭みは感じられない。続いて醤油ラーメンも食す。スープは奥深い味わいの中に醤油のほのかな香りを感じる。麺は上品な細麺でよくスープにからんでいる。具材はシナチククの歯ごたえがあって美味しかった。
量は結構多いが、私もネコママもスープまで完食した。ラーメンにしては高めだが、全然納得できるお値段だ。
食べ終わるころには順番待ちができていたが、その中にファランが2組もいた。欧米人にも評判なんだろうか?
お会計
お店の情報
https://www.facebook.com/69menbkk
グーグル評価 4.2
評価
雰囲気 4
サービス 4
味 4.5
リピート率 4
もちろん味は最高評価なのだが、気になった点として少し熱さが足りない。おそらくどんぶりに入れる前に麺を揃えている時に冷めたと思われる。タイは熱い麺を食べる習慣がないので、タイ人のシェフは気にしないのかもしれない。