店名 京都勝牛
場所 バンコク サイアムセンター2階
最近何かと噂される勝牛に行ってきました。そもそも牛カツという食べ物を食べたことがなかったのでこれほど話題になることが不思議だったのですが、いつも前を通ると結構な人だかりだったので興味津々でした。今日は悪魔のランチタイム(午後2時半過ぎ・・いったん閉める店が多い)に食事をすることになったので、通しでやっているこの店を思い出しました。行ってみると運よく即入店できました。
店は若者でにぎわうサイアムセンターの2階にあって、白いのれんに牛カツと日本語が、、、これだけで入りたくなります。
店内は全部木造りで和を強調していてかなり内装にはお金をかけているように思います。空いているテーブルもあるので余裕で一番奥の席に陣取ります。
ほどなく私服の若い女性がメニューを持ってきてくれます。他の人が制服なのでおそらくこの店の店長クラスかなと思いました。ただちょっと気が利かないのか客商売に慣れていないのか、最初に熱いお茶を持ってきてくれたのですが、冷たいお茶を頼むとテーブルに置いてある魔法瓶の中の冷たいお茶を熱いお茶に注ぎ足したのです。なんか中途半端な温度のお茶ができてしまいました。
それとこのポットのお茶は全く美味しくありません。ほとんど水にちょっとだけ色が付いた代物で、今まで飲んだ中で一番おいしくなかったです。・・・テンションダダ下がりです。
テーブルの上には何種類かのタレガ並んでいます。左からだし醤油、牛カツソース、ゆずドレッシングです。さらに定食にはカレーソース、半熟卵、塩、コショウ、それにオプションでおろし醤油(39B)があります。多分いろんな味付けを楽しむのだと思います。
メニューですが、ロース、ヒレ、サーロイン、牛タンを選んでカツにしてもらいます。もちろんミックスもあって、さらに200Bほどで追いカツを4種類の中から頼めます。
私はロースとヒレのミックスにしてもらいました。それにおろし醤油のタレも追加で頼みました。このタレが一番牛カツに合っていたので、行くときはこれを追加で頼んだ方がいいです。
さて20分くらいで運ばれてきました。ネットを見ると開店当初のころは相当待たされたとか2時間待たされて食べずに帰ったとか散々なコメントが書かれていましたが、少し改善されたようです。
カツはとんかつと違ってけっこう細かくカットされています。おそらくいろんなタレで食べるのかと思います。肉の焼き具合はきれいなミディアムレアです。これをテーブルにセットしてある小さなコンロで焼きながら食べるみたいです。
まず小さなロース肉を塩でいただきます。
うん、けっこう旨い!
肉はかなり柔らかくて、ジューシーです。あまり焼かなくても十分うま味を感じます。次に牛カツソースで食べます。これはどちらかというと焼肉っぽい味になって白飯が進みます。次にカレー味を試しましたが、ちょっと味が安っぽくなりました。最後におろしタレの大根おろしを乗せて食べると最高に美味しかったです。牛肉とおろしがこれほどマッチングするとは新しい発見です。
こんな風に味変しながら食べていくと最初は多いかなと思っていた肉があっという間になくなります。圧倒的に量が少ないです。よほど追いカツしようかと思いましたが、また20分近く待つことを考えると諦めました。今度は最初から追いカツも注文しようと思いました。
料金は700B(2800円)ちょっとです。とんかつに比べると高いですが、良質な牛なので納得です。
今回分かったこと
1.お茶はまずいのでなんかソフトドリンクを頼んだ方がいい。
2.おろし醤油は有料でも必ず頼むこと。
3.最初から追いカツも注文すること。
今度人と来たときは通ぶって実行しようと思います。
お会計
店の情報
評価
雰囲気 4
サービス 2.5
味 4
リピート率 4
総合評価
2022年8月に開店したばかりの出来立てのほやほや店です。メインの肉はめちゃ美味しいです。味噌汁も赤だしを使っていて満足度は高いです。ただマネージメントやその他のサービスは不慣れというのを差し引いてももう少し何とかしないとお客が逃げてしまうと感じました。
特にお茶は最悪なので、早急に何とかしたほうがいいです。またホールスタッフの反応が鈍いです。何かを頼んでも忘れられたと思うくらい遅いし、会計の時もおつりがないのか5分くらい待たされました。でもできて間もないのでもう少し期間を開けて行こうと思います。