店名 日本料理 蟻月
場所 バンコク ラチャダムリ地区
今日のランチは家の近所のハンザホテルの1階にある蟻月を紹介させていただきます。蟻月は日本では有名な博多もつ鍋店でバンコクで初めて出店した時は評判になって、なかなか予約が取れなかった時もありました。しかし時代は流れもつ鍋がタイで受け入れられなかったのか今はその勢いはありません。ただ私は家の近所の日本料理店ということで気楽に利用させていただいてます。
最近の私はなぜか親子丼にはまっている。どうして親子丼なのかよく思い出せないが、どうやら日本のテレビCMで流されていたものがサブリミナル効果になっていたようである。
吉野家さん、日本のCM効果がタイで発揮されていますよ!
それにかつ丼よりも低カロリーでダイエットにもよさそうである。
ところがタイには親子丼というのはマイナーなのか、なかなか見つからない。日本料理店は無数にあるが、かつ丼はあっても親子丼はレアだ。たまにあってもなんちゃって感が強い。卵と具をかき揚げ状態にしたり、にんじんやニラを入れるのをやめてほしい。
そんな中まともな親子丼を食べさせてくれるのが蟻月だ。この店は4スターのハンザホテルの1階にある。こんなちゃんとしたお店を定食屋代わりに使ってどうもすみません。
1階はカウンター席になっていて、2階はテーブル席になっている。2階は見晴らしがいいので、今日も2階に上がったが、誰もいなくて貸し切り状態だ。
ドリンクメニューを見ると気になるものが目に入った。
ゆかりビール!
赤しそふりかけ風味だそうである。ビール+赤しそ?まったく想像がつかない。迷うこと5分、好奇心には勝てなかった。
答え=赤しそふりかけをビールに混ぜたものだ。それ以外の何物でもない。
ただ出てくるのに15分かかった。この店で作っているのだろうか?
さて親子丼セットが運ばれてくる。
この色と形、まぎれもなく日本の親子丼である。ほのかな醤油の香りが食欲をそそる。箸ですくって一口食べる。つゆもご飯にほどよくしみていて、何とも言えないハーモニーを醸し出している。若干ごはんが少なめなのも上品な感じ。
こういった時はゆっくり噛みしめて時間をかけて食べる。
さてお勘定と周りを見渡すと誰もいない。お客もいないが店員も消えている。どうしてタイはすぐにいなくなるんだろう?
多少ほったらかされ感があるのはご愛敬で、ゆったりとしたランチを楽しめた。
会計
お店の情報
グーグル評価 4.2
評価
雰囲気 4
サービス 3.5
味 4
リピート率 3
きれいで落ち着けるお店。きちんとした料理を出してくれる。ただもう少しメニューを増やさないとタイではちょっと厳しいかも。ご近所からささやかに応援しています。